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総則

🔲用語規定

● 各用語を以下に規定する。
+(一) プレイヤー
 コミュニティに属するすべてのメンバーを指す。

+(二) レベルキャップ
 データ的に平等性を保つための「上限」と「下限」及び、それが適用されている期間を指す。
 レベルキャップが次の段階に進行することをレベルキャップ解放と呼ぶ。

+(三) 期
 原則として特定のレベルキャップから始まり、特定のレベルキャップで終了する連続した一定の期間を指す。

+(四) 営業日
 「期」の継続期間の中の一日を指す。「期」と「期」の間は活動不可能な期間の計上は行われず、活動不可能である状態が継続する。

+(五) レギュレーション
 その期の世界観や制限、データの出典として扱える文献の一覧などを表す。
 各種規定を適用する際に、参照が必須となる。

+(六) セッション
 当コミュニティにおいて、『ソード・ワールド2.5』を遊ぶために集まることを指す。

+(七) PL
 プレイヤーが募集されているセッションに「参加」する側である時の形態を指す。

+(八) GM
 プレイヤーがセッションを募集し、PLを「参加」させる側である時の形態を表す。
 GMは任意でSGMとして自身の補佐を置くことができ、特筆がない限りSGMもGMと同様に扱う。

+(九) PC
 原則として、プレイヤーがキャラクター作成規定に則り作成した当コミュニティにおけるキャラクターを指す。
 同一の期で生存しているキャラクターでなければPCとしては扱わず、プレイヤーがPLとして参加しているセッション以外においては、そのプレイヤーのPCは如何なる場合も、NPCとして扱われる。

+(十) 金銭
 原則としてゲーム上の通貨「ガメル」を指す。

🔲コミュニティ管理規定

■Ⅰ.方針について
●第一条 以下をコミュニティ管理の理念とする。
 同じゲームに参加する以上、一定の公平さが必要である。
 ゲーム上、ルールや規則、運によって用意された『不公平』は『ゲーム的要素』として当然許容されるべきである。
 非ゲーム的要素、例えば『ルール・規則の裏をかいた“チート行為”』や『特定の人物のみが常に他者より注目され優遇されること』などによる『不公平』は許容されえない。

■Ⅱ.処分
 以下はDiscordのBot「AppleCalendar」(以下Bot)を通じて行われる。
 処分に関して、運営を構成するメンバー一人一人は意見を述べ、判断を下すことができるが、最終的な判定はBotが数値的に集計し決定する。

●第二条 コミュニティのプレイヤーに対して運営は注意処分を行う。
 対象から全ての「期」のサーバーと本サーバーでのロール、サークルスクエアのアカウント登録を削除する。
 運営を構成するメンバー全員が判断を下すか、または五日間が経過すると、次の処理を行う。
 対象のダイレクトメッセージにて告知を行い、本サーバーの「カレンダー」チャンネルにて全体への告知を行う。
 それと同時に、削除したロールをBotが再付与する。

●第三条 コミュニティのプレイヤーに対して運営は警告処分を行う。
 対象から全ての「期」のサーバーと本サーバーでのロール、サークルスクエアのアカウント登録を削除する。
 運営を構成するメンバー全員が判断を下すか、または五日間が経過すると、次の処理を行う。
 対象のダイレクトメッセージにて告知を行い、本サーバーの「カレンダー」チャンネルにて全体への告知を行う。
 それと同時に、「翌日零時」より以下の活動禁止期間が開始する。
 活動禁止期間の終了後、削除したロールをBotが再付与する。

+(一) 警告一回目の場合、十五営業日の活動禁止期間とする。

+(二) 警告二回目の場合、三十営業日の活動禁止期間とする。

+(三) 警告三回目の場合、六十営業日の活動禁止期間とする。

+(四) 警告四回目以降の場合、百二十営業日の活動禁止期間とする。

●第四条 コミュニティのプレイヤーに対して運営は退会勧告を行う。
+(一) 対象者は運営が特に『当該コミュニティで活動すること自体が当人または周囲にとって望ましくない』と判断した者である。

+(二) 退会勧告処分の内容は以下のものとする。
 対象から全ての「期」のサーバーと本サーバーでのロール、サークルスクエアのアカウント登録を削除する。
 運営を構成するメンバー全員が判断を下すか、または五日間が経過すると、次の処理を行う。
 対象のダイレクトメッセージにて告知を行い、本サーバーの「カレンダー」チャンネルにて全体への告知を行う。
 それと同時に、「十営業日」の間の退会考慮期間を与える。
 対象が本サーバーから脱退した場合、当コミュニティから脱退したものとして扱う。
 当該退会考慮期間は警告等による活動禁止期間に加算される。
 対象の全ての退会考慮期間と活動禁止期間の終了後、削除したロールをBotが再付与する。

●第五条 コミュニティのプレイヤーに対して追放投票による追放処分を行う。
+(一) 「期」の終了後、「五日間」の間、投票が行われるものとする。

+(二) 追放一類の内容は以下に定める。
◇対象者
 「期」一つの間に警告を一回以上受けた者。
◇追放処理
 対象が全投票者中半数以上の『残留』票を獲得できなかった場合、追放とする。
 全ての「期」のサーバーと本サーバーからBAN対象となる。

+(三) 追放二類の内容は以下に定める。
◇対象者
 「期」を問わず、警告を三回以上受けた者。
◇追放処理
 対象が全投票者中八割以上の票を獲得できなかった場合、追放とする。
 全ての「期」のサーバーと本サーバーからBAN対象となる。

●第六条 コミュニティのプレイヤーに対して即時追放処分を行う。
 特に重大な違反があった場合、コミュニティの維持に大きな支障を及ぼした場合、対象や周囲の生命・身体・財産等に危害が及びかねない場合には、対象を即時追放する。

■Ⅲ.その他の主な禁止内容
●第七条 以下の行為を禁じる
+(一) 差別行為
 特定の人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康(障害)といった、自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて、属する個人または集団に対して攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動

+(二) 暴露行為
 他者が公にしていない事柄を、その他者の了解を得ずに公開する行為

+(三) R-18行為
 R-18のセッションやRPをコミュニティの公の場で行うことを全面的に禁じる。
 個人間かつ非公開で行うものであれば、R-18のRPを禁じないが、互いに成人であることと同意の確認を取ることを怠った場合、或いはそれを敢えて軽視したことが発覚した場合、例外的に即時追放の対象とする。

+(四) 寝落ち、寝坊、ダブルタスク、ダブルライド、本来参加すべきでない場所からの参加

+(五) 対象の生活および心身の健康に支障を来たす行為

+(六) ルール・規則の裏をかいた“チート行為”により恒常的に利益を得ること

+(七) その他Discordなどコミュニティにおいて公式に使用しているツールにおいて禁止されている行為を行うこと

■Ⅳ.通報
●第八条 所属する全てのPLが、運営の全てのメンバーに対して通報・相談を行うことが出来る。

■Ⅴ.運営
●第九条 警告を行うか否かの判断は、基本的に立候補または運営側に依頼され、投票によって決まった「審判役(3~5名)」に委ねられる。審判役の過半数が警告を行うべきと判断した場合、該当PLへの警告を運営が行う。

+(一) 処分に伴う事務処理は以下の通りとする。
 諸処分を受け、ロールを削除された対象が、活動禁止期間や退会考慮期間内に、セッションの予定を控えていた場合は、運営はこれを各GM、PLに伝達し、予定や申請をデータベースより削除する。
 また、対象がセッションの予定を控えていた場合は、運営はこれを各GM、PLに伝達する。この時、各GM、PLは対象に辞退や申請削除の旨を伝達後、応答がなかったとしても応答があったものとして処理して構わない。

🔲世界観管理規定

■Ⅰ.現実との相関
●第一条 現実時間における一日はラクシアにおける五日として扱い、ラクシアにおける実際の経過日数は現実時間に依存するものとする。
+(一) 九十日毎に季節が変化するものとし、北半球においては三月一日より春、六月一日より夏、九月一日より秋、十二月一日より冬として扱う。

+(二) 毎月三十日を満月とし、十五日を新月として扱う。

●第二条 PCは一般技能のレベルを上昇させることができる。
+(一) 一般技能の最大レベルは七とする。

+(二) 初期作成時は規定の一般技能のルールに従い、一般技能の最大レベルは五であるものとする。

+(三) 「3,5,7,9,12,13」のレベルキャップの解放ごとに、任意の一般技能を追加で一レベル上げることができる。

+(四) 一般技能は十個まで増やせるものとする。

+(五) 既存の一般技能一つを元に独自の一般技能を作り出すことができる。ただし元となった一般技能を併記し、また、既存の一般技能の内容から大きくかけ離れていてはいけない。

●第三条 一人のPCにつき百人以下であれば、名誉点一点につき一人の信者またはファンを獲得することができる。
+(一) この時獲得される信者は、任意の古代神・大神・小神の信者を指し、「布教(SW2.5ルルブⅡ110頁)」において計上される条件を満たすものとして扱う。
  同じ期に同じ信仰のプリーストであるPCが生存し活動していた場合、「神の分類と影響圏」のペナルティを軽減するための信者数は分担できるものとする。

+(二) ファンは特定の趣味等に熱中する不特定多数の人を指す。原則として一切のゲーム的・社会的な利益を得ることはできず、それによる厚遇を要求することもできない。

+(三) 百一人以上の信者またはファンを獲得する場合、以降は名誉点十点につき一人の信者またはファンを獲得できるものとする。

+(四) 布教の際に必要な信者数を計算する時、以下の各地域は記載する総人口であるものとして扱う。
  ・キングスフォール(キングスレイ鉄鋼共和国) … 二万人

●第四条 契約・専有する騎獣を売却し、上位と見做される騎獣を購入した場合、同一個体が昇格ないし強化されたキャラクターであるものとして扱う。
+(一) 騎獣の上位・下位の関係は以下に規定する。
  [バイク系]魔動ミニバイク、魔動バイク、高性能魔動バイク、スカイバイク
  [カルキノス系]カルキノス、グレートカルキノス、フライングカルキノス
  [ボード系]フローティングボード、高性能フローティングボード、イクシードボード
  [ダウレス系]ダウレス、ドンダウレス、モルドンダウレス
  [ドラゴン系]ドラゴンインファント、ドラゴネット、レッサードラゴン

●第五条 すべてのPCは名誉点五十点を消費することで独自の称号を獲得することができる。

🔲セッション管理規定

●第一条 GMがセッションを行う場合、以下の要件を満たさねばならない。
+(一) その時に定められている手段でセッションの予定を掲載しなければならない。
+(二) セッションの募集開始から、その締め切りまでは十五分以上の時間があいていなければならない。
+(三) セッションの終了時に、名誉点や金銭などの報酬や参加者の一覧等を記載したリザルトをテンプレートに沿って記載しなければならない。
+(四) セッションの終了時に、すべてのPLのその卓でのピンゾロ回数をセッションのログ上で申告させなければならない。
+(五) セッションのログをHTMLファイルとして出力し、ZIP形式で圧縮後、GMの名前や依頼書のタイトル、何回目のGMであるかと言った情報を分かるようにして名前を付けた上で、規定の場所に提出しなければならない。

●第二条 プレイヤーはセッションにPLとして参加する場合、以下の要件を満たさねばならない。
+(一) その時に定められている手段で募集期間内に申請を行わなければならない。

●第三条 セッションの途中で離脱したPLは以下の要件を全て満たす場合にのみ、リザルトの名誉点・金銭を半分のみ報酬として得ることができる。
+(一) 該当のPLがセッション時間総計の二分の一以上の間、参加をしていたこと。
+(二) GMが該当のPLについて、RPや意思決定、探索判定、作戦立案や戦闘行為に際して貢献があったと認めていること。

●第四条 セッションが中断された場合、セッション時間が三時間以上であった場合は、以下を報酬とし、リザルトを記載する。
+(一) 「PL報酬の〈剣のかけら〉(1卓)」の左辺の数値分の〈剣のかけら〉より得た名誉点を報酬の名誉点とする。
+(二) 「PL報酬(1卓)」の左辺の数値分を報酬の金銭とする。
+(三) PCが消耗したアイテムを取り消す。

●第五条 セッション中に獲得したアイテムはセッション終了時にすべて売却され、その売却価格が報酬の金銭に加算されるものとする。
+(一) リザルトにより報酬として得られる金銭が確定した後、そのセッションに参加していたPLは、売却されたアイテムを売却時の値段で買い戻すことができる。ただし、魔物の強化に使われたトレジャーポイントを使用して振ったトレジャードロップ表から得られたもののみがその対象となる。また、セッション内でGMが用意したフレーバーアイテム(特殊な効果を持たないアイテム)については上記の制限によらず、自由に買取が可能とする。加えて1回のセッションでトレジャードロップ表を振るために使える総ポイント数に、レベルキャップごとに上限を設ける。これを「トレジャーポイント上限」と呼ぶ。上限を超えた分のトレジャーポイントについては、自動的に1ポイントあたり500ガメルに換金されるものとする。

+(二) 買い戻しが発生した場合、GMは必ずリザルトに以下の文言を記載しなければならない。
  【※半額買取(PC名) アイテム名×個数】

🔲キャラクター作成規定

■Ⅰ.キャラクター作成・リビルド
●第一条 PCは該当する期のレギュレーションに基づき作成される。
+(一) 期の開催期間であればPCはいつ何時であれ作成が可能である。
+(二) セッションに参加する前であれば、技能や戦闘特技、金銭の使い道等に関する変更はいつでも行えるが、一度でもPLとしてセッションに参加したならば、その時点でキャラクターシートの内容は確定するものとする。
+(三) プレイヤーはPC作成時に「冒険者」か「ヴァグランツ」を選択可能である。
◇冒険者
 ・通常通りの運用を行う
◇ヴァグランツ
 ・レギュレーションによって許可がない限り、使用不可とする。
 ・冒険者ギルドに属さず、その庇護や恩恵を受けられないものとする。
 ・通常の冒険者と比べ、「下限能力値成長回数」「報酬総計下限」「下限獲得名誉点」の規定が存在しないものとして扱う。
 ・報酬を得る時、「報酬金額」「名誉点」は、同時に冒険者一人が得るものの半分(端数切り上げ)とする。ただし、上限報酬到達時は更に半減されることはない。

●第三条 すべてのプレイヤーは期に一度だけ、以下のいずれかに従い、キャラクターシートを作り直す権利を持つ。これを「同一キャラクターでのフルリビルド」と言い、この作り直しを行った場合はPCのキャラクター性は変更前と連続したものとして扱われる。
+(一)通常のフルリビルド
◇アイテムの取得などに消費した名誉点をリセットすることができる。
◇消費した金銭をリセットすることができる。ただし、他者に譲渡したものは取り消せず、他者から譲渡を受けたものも取り消せない。
◇取得に金銭と名誉点の両方を必要とするアイテムに関しては両方のリセットを必要とする
◇習得した技能をすべて一レベルにまでリセットすることができる。一レベルの時点で選択していた練技、賦術、信仰などのデータは変更ができない。
◇習得した戦闘特技を変更することができる。
+(二)冒険者・ヴァグランツ区分の変更
◇PCの作成時に選択した冒険者またはヴァグランツの区分を変更することができる。

●第四条 すべてのプレイヤーは期に一度だけ、以下のようにキャラクターシートを作り直す権利を持つ。これを「異なるキャラクターでのフルリビルド」と言い、この作り直しを行った場合はPCのキャラクター性は変更前と連続性のないものとして扱われなければならない。
+(一) 完全に白紙の状態からPCを再作成し、古いPCは破棄される。

●第五条 第三条と第四条の権利は、その一方が行使された時点でもう一方の権利を喪失する。

●第六条 キャラクターシートにおけるルール上の明白なミスは修正することができる。
+(一) この修正を行う場合は運営への申告を必要とする。

●第七条 PCが死亡した場合、穢れ点が5以上になるか、PCが蘇生を拒否した場合にのみ、PCはロストしたものとして扱い、新規で別のキャラクターをPCとして作成することができる。
+(一) この作成を行う場合は運営への申告を必要とする。

●第八条 PCが経験点を得る手段は以下のもののみとする。
+(一) 固定経験値
 レベルキャップ解放時、PCの得た経験値の総計はレベルキャップ毎に定められた固定経験値まで上昇する。
 この時、初期作成時の総計三千点分の経験点と、ピンゾロによる経験点は計算に含まない。

+(二) GM時の経験点
 GMはセッションの終了後、そのセッションにおいて参加したPL一人が得た中で最も多いピンゾロ回数を、自身のピンゾロ経験点として得る。
 この時、レベルキャップ毎に定められている上限ピンゾロ経験点よりも多く獲得することはできず、余剰分は次キャップ以降に持ち越されるものとする。
 また、SGMはセッションにおいて如何なる場合も、得られるピンゾロ経験点は「1回分」である。

+(三) PL時の経験点
 PLはセッションの終了後、自身のPCがしたピンゾロ回数に従って、ピンゾロ経験点を得る。この時、必ずPC自身の判定や威力表の使用によるピンゾロでなければならない。
 この時、レベルキャップ毎に定められている上限ピンゾロ経験点よりも多く獲得することはできず、余剰分は次キャップ以降に持ち越されるものとする。

●第九条 すべてのPCはレベルキャップに応じて冒険者レベルを制限され、冒険者技能レベルをレベルキャップの数値までしか上げることができない。
+(一) レベル13キャップにおいては、「フェンサー・ファイター・シューター・グラップラー・バトルダンサー」の5技能のみがレベル13に上げることができるものとし、それ以外の技能はレベル12までしか上げることができない。

●第十条 すべてのPCは特定の技能を一定レベル以上で取得しなければならず、常に次のいずれか一つを満たす必要がある。
+(一) スカウト(敏捷度)・レンジャー(器用度)・セージ(知力)のいずれか一つを習得し、「その技能レベル+括弧内の能力値ボーナス」が「現在のレベルキャップ-1」以上であること。
+(二) ウォーリーダー(敏捷度)・ジオマンサー(知力)・ライダー(知力)のいずれか二つを習得し、その両方において「その技能レベル+括弧内の能力値ボーナス」が「現在のレベルキャップ-1」以上であること。ウォーリーダーを選択した場合、【陣率:軍師の知略】を習得しているならば、知力ボーナスを参照して計算を行うことができる。
+(三) レベル2キャップにおいてのみ、「生まれ」でAテーブルの技能を二つ以上習得することが義務づけられている場合は、この規定を当該レベルキャップの間のみ免除されるものとする。
+(四) 種族による制限のため、技能レベルを上げることができないPCは、自身の冒険者レベルに一致するレベルキャップ相当に該当技能を取得することでこの規定を満たすものとする。

🔲報酬獲得規定

■Ⅰ.入手方法
●第一条 PCが金銭による報酬を得る手段は以下のもののみとする。
+(一) 報酬総計下限による報酬
 レベルキャップ解放時、PCがそれまでに得た全ての報酬の合計が該当レベルキャップの報酬総計下限に満たない場合、PCはその差分の金銭を獲得する。
 この時、初期作成時に所持金としていた「1200G」分の所持金は計算に含まない。

+(二) GM時の報酬
 GMはセッションの終了後、レベルキャップの「GM報酬金額」に応じた金銭を獲得する。

+(三) PL時の報酬
 PLはセッションの終了後、GMが設定した金銭を獲得する。ただしこの金額は、そのセッションにおけるGMの報酬を超えることが出来ない。
 例外的に、以下の条件をすべて満たす場合に限り、「レベルキャップ×戦利品判定のボーナス値×(戦利品判定のボーナス値+5)×10」に収まる範囲でGMの報酬を超えて金銭を受け取ることができる
 ・そのセッションにおいて戦闘を行い、該当のボーナス値を受けているPCが「戦利品判定」を行っていること
 ・規定の「PL報酬(1卓)」に加えて、戦利品やトレジャードロップにより獲得した金銭の範囲内であること

■Ⅱ.特殊処理
●第二条 PCが金銭による報酬を得る際、以下の条件に当てはまる場合は制限が加えられるものとする。
+(一) PCの報酬総計下限が報酬総計上限に達する場合、報酬総計上限以降の報酬は半減する。
 この報酬総計上限はPLの場合、該当のレベルキャップの報酬総計上限を参照し、GMの場合、次のレベルキャップの報酬総計上限を参照するものとする。

+(二) セッションを途中で離脱した者は原則として報酬を受け取れない。

+(三) セッションが中止された場合は原則としてGMもPLも報酬を受け取れない。

●第三条 PCが以下の条件を満たす場合、以下に記載する処理が発生するものとする
+(一) PC(冒険者、ヴァグランツを問わない)の死亡後、蘇生金額を支払った場合、通常の金銭の処理ではなく、蘇生金額×「-1」の報酬を得たものとして扱う。

+(二) 当規定第二条(一)により報酬が半減する場合、PL時の参加であれば、そのセッションにおいて消費したアイテムの費用を報酬から支払った後に半減することができる。

+(三) 1回のセッションにおいて実際に消費された時間(休憩時間等を除く)が7時間以上となった場合、得られる金銭の上限は「時間÷7(切り捨て)+1」倍となる。

+(四) セッションにおいて、PCが消耗したアイテムの金額をGMは適正な範囲で補填することができる。
 該当のレベルキャップの規定の「PL報酬(1卓)」の「下限の半分~上限」を適正な範囲とするが、場合によってはこれを超えても良い。
 ただし、基礎報酬や戦利品、トレジャードロップなどにより獲得していない金銭により補填を行った場合、それが頻発したならば、規制を行うことがある。

🔲ゲーム運用規定

■Ⅰ.ゲームプレイングにおけるルールやデータの典拠とする資料について
●第一条 その期のレギュレーションにおいて以下各項に該当する資料を使用することができる。
+(一) 採用ルールブック・サプリメント

+(二) 種族のみ採用サプリメント

+(三) オプション追加サプリメント
 PCが特定の条件を満たすことで使用できるようになるサプリメントを「オプション追加サプリメント」と呼ぶ。

◇(その一) 使用条件
 データを使用するためには『1冊』につき、「X」点の名誉点を消費する必要がある。
 これは「流派への入門」「秘伝の習得」のみならず、該当のサプリメントに記載されているアイテムを購入または使用する場合にも同様である。
▲X=0点:その期の舞台として設定されているのと同一の時代の街または国のサプリメントである場合
▲X=1000点:その期の舞台として設定されていないが、同一の時代、同一の大陸のサプリメントである場合
▲X=2500点:その期の舞台として設定されていないが、同一の時代のサプリメントである場合
▲X=5000点:その期の舞台とは異なる時代である場合

◇(その二) 「オプション追加サプリメント」記載の流派への入門、秘伝の習得時に支払う名誉点については、それぞれ上記『X÷10』点が加算される。

◇(その三) 「オプション追加サプリメント」記載の種族・技能および信仰を以てPCの初期作成を行う時、初期作成時の種族・技能および信仰の使用に関してのみ、名誉点の消費が発生しないものとして扱う。

+(四) 選択ルール

+(五) 一部のみ不使用ルール

●第二条 ルールやデータの裁定
+(一) 同名のアイテムやデータその他に関しては後発の資料を正として扱う。

■Ⅱ.ルールやデータに対する変更
●第三条 アイテムに対する変更
+(一) 以下のアイテムは1PCにつき1個のみ所有が可能なものとする。
 ・〈マナチャージクリスタル〉

+(二) 以下のアイテムは購入・所持が出来ないものとする。
 ・全ての「非売品」とあるアイテム
 ・〈ラル=ヴェイネの羽冠〉
 ・アビス武器の「掘り出し物」(既に効果が決まっているもの)

+(三) 以下のアイテムの効果を変更する。
 ・〈決死の鉢巻き〉
  「このアイテムを装備している時、近接攻撃の対象になった場合、このアイテムを破壊することで、相手に対し武器攻撃をすることができます。この時、追加ダメージとして任意の戦士系技能を用いることが出来ます。
  この時、相手の命中力判定の結果を問わず、お互いの攻撃はどちらも自動命中となります。また、相手の攻撃のみ、ダメージ算出で振る最初の2dは「12」として扱われます。
  このアイテムを破壊したラウンドには戦闘特技《カウンター》は宣言できず、同様に《カウンター》を宣言したラウンドでは、このアイテムを破壊することができません。また、このアイテムを複数装備していた場合であっても、破壊できるのは1ラウンドに1つまでです。」

+(四) 以下のアイテムは「50」点の名誉点によってのみ1個を入手できるものとし、それ以外の方法で入手することはできない。ただし以下のアイテムを消費しても、不名誉点を得ることはないものとして扱う。また、冒険者ランクによる「フリー」の対象として扱うことはできない。
 ・〈アビスシャード〉

●第四条 技能に対する変更
+(一) バード
 原則として呪歌は同名のものでなければ効果が重複するものとして扱い、演奏判定を行う前に『演奏した呪歌と範囲内の呪歌の達成値を比べ合う』ことが出来る。
 比べ合いを行った場合、演奏した呪歌の達成値よりも低い呪歌は、範囲内で効果を発揮しなくなる。また、それよりも高い達成値の呪歌が存在した場合、演奏した呪歌も効果を示さなくなる。
 例外として、戦闘特技《ハーモニー》の効果によりPCと同時に歌う場合に限り、ペットの呪歌も効果が重複する。

●第五条 戦闘特技に対する変更
+(一) 流派及び秘伝は、原則として戦闘中にのみ使用可能なものとして扱う。

●第六条 ルールに対する変更
+(一) スカウトLv7の自動取得特技《ファストアクション》の効果を「先制判定で先手を取った時、その1ラウンド目に自身が行うすべての行為判定に+2のボーナス修正を得る」とする。

+(二) セッションにおけるゲーム上のルール・データの解釈は、GMに決定権がある。PLはセッションへの参加を申請した時点で、GMを信用し、その決定権を承認したものとして扱う。
 この規定はGMとPLがルールに関して相談することを何ら妨げるものではないが、PLがGMの決定権を無視するような行動をとった場合、該当PLがセッションを妨害したものとして扱う。
 解釈において決定権を行使しかねるとGMが判断した場合、GMはダイスを振り、出た出目に従って解釈を行っても良い。

🔲能力値成長規定

■Ⅰ.入手方法
●第一条 PCが能力値を成長させる機会は以下のみとする。
+(一) 下限能力値成長回数
 レベルキャップ解放時、PCの全ての能力値の成長回数の合計が該当レベルキャップの下限能力値成長回数に満たない場合、PCはその差分の能力値を成長させる。
 この時、〈勇者の証〉の効果は適用できない。

+(二) セッション
 GMおよびPLはセッションの終了後、レベルキャップの卓1回の成長回数に従って能力値を成長させる。

■Ⅱ.特殊処理
●第二条 PCはレベルキャップの上限能力値成長回数以上に能力値を成長させることはできない
+(一) 該当のレベルキャップにおける上限能力値成長回数に達したPCは能力値の成長をさせることができない。

+(二) セッションを途中で離脱した者は原則として能力値を成長させられない。

+(三) セッションが中止された場合は原則としてGMもPLも能力値を成長させられない。

●第三条 PCが以下の条件を満たす場合、以下に記載する処理が発生するものとする
+(一) 1回のセッションにおいて実際に消費された時間(休憩時間等を除く)が7時間以上となった場合、「時間÷7(切り捨て)+1」回のセッションとして扱い、能力値を成長させる。

+(二) 貢献度成長枠として期に合計「36」回分まで、以下の条件を満たす場合においてキャップ毎の上限能力値成長回数の数値が常に上昇する。これは期毎にPCではなく、プレイヤーごとに計上される。これらの貢献度成長枠の対象であるか否かは運営が回答する。
 ◇運営に関わる特定のアンケートへの回答
  1回につき1回分上昇するものとする。

 ◇ルールに関する認知度テストで80点以上の成績を獲得すること
  1つのテストにつき3回分上昇するものとする。同一のテストを複数回受けることはできない。

 ◇期のレギュレーションにて指定された「期内公式シナリオ」を期内にGMとして行うこと
  1回のGMにつき1回分上昇するものとする。この時、同一のシナリオを回した回数は1回として計上する。

■Ⅲ.成長のさせ方
●第四条 一度に複数回の能力値成長を行う場合は、一回ダイスを振るごとに、成長させる能力を宣言し、確定させてから次のダイスを振らねばならない。
+(一) 誤って一度に複数の能力値成長のダイスを振ってしまった場合は一回ずつ振り直さねばならない。

+(二) 現在成長可能な回数を超えて能力値成長を行ってしまった場合は、選択した能力値を控えておき、実際にキャラクターシートへの数値的な適用は行わず、成長できる機会が来た際に、ダイスを振らずに未適用の能力値の最も古いものから順に適用を行う。

🔲名誉点について

■Ⅰ.入手方法
●第一条 PCが名誉点を得る機会は以下のみとする。
+(一) 下限獲得名誉点
 レベルキャップ解放時、称号やコネクションにより得た名誉点や不名誉点の相殺により失った名誉点を含め、PCがそれまでに獲得したすべての名誉点の合計が該当レベルキャップの下限獲得名誉点に満たない場合、PCはその差分の名誉点を獲得する。

+(二) GM時の名誉点
 GMはセッションの終了後、レベルキャップの「GM報酬名誉点」に応じた金銭を獲得する。

+(三) PL時の名誉点
 PLはセッションの終了後、〈剣のかけら〉およびコネクションまたは称号による名誉点を得る。
 コネクションまたは称号による名誉点は、該当の点数分が与えられた後、直ちに該当のコネクションまたは称号に消費されたものとして扱う。

+(四) 自動失敗による名誉点
 GMおよびPLはセッションの終了後、自身のPCの自動失敗の累計数が、その期の最終レベルキャップにおける上限ピンゾロ経験点の回数を超える時、余剰分一回を名誉点10点に変換することができる。この時、名誉点を得た経緯はキャラクターシートに記載されなければならない。
 また、SGMはセッションにおいて如何なる場合も、得られるピンゾロ回数は「1回分」である。

■Ⅱ.特殊処理
●第二条 PL時に得られる〈剣のかけら〉の個数に範囲を定める。
+(一) 「PL報酬の〈剣のかけら〉(1卓)」の下限を「最低欠片数」とする。

+(二) 該当のセッションにおける戦闘に参加したPCについて、キャラクターシート上の数値において最もHPが高いPC(アイテムや魔法など特殊能力の効果を参照しない)よりもHPが高い「敵」の部位を計上部位とする。

+(三) 「最低欠片数」に、「計上部位の内、戦闘によりHPが0以下になった部位の数」×四個を加えた数値が、PL時に獲得できる〈剣のかけら〉の最大の数であるものとして扱う。元より倒した敵にデータ上含まれている〈剣のかけら〉がこの数値よりも少ない場合はそれを最大の数として扱う。

+(四) セッションを途中で離脱した者は原則として名誉点および称号、コネクションを得られない。

+(五) セッションが中止された場合は原則としてGMもPLも名誉点を得られず、PLは称号、コネクションを得られない。

●第三条 レベルキャップ七以降より、人族名誉点と蛮族名誉点は1.5倍の点数を支払うことで、交換をすることができる。

●第四条 すべてのPCはそのレベルキャップで設定されている上限冒険者ランクよりも冒険者ランクを上げることはできない。

🔲強化加工規定

■Ⅰ.総則
●第一条 既に所持している武器や防具に強化・加工を行う場合は、ゲーム運用規定およびレギュレーション上の各出典により定められた期間の経過を必要とする。
+(一) 強化・加工を行う場合、期のサーバーの「強化場」にて強化・加工の開始と終了の宣言を必要とし、その宣言を行った実際の日時によって加工期間の適用が行われる。
  日付 【加工開始または終了】 「(PC名)」加工品【(加工品名)】 ラクシアでの日数(開始日→終了日)
  YY/MM【         】 「    」加工品【      】 ○○日(YY/MM→YY/MM)

+(二) 加工期間は世界観管理規定第一条に基づいて判断する。

+(三) 加工状態は現実時間一日が経過(0時を跨ぐ)と更新されるものとし、更新されるまではキャンセルを行うことができる。

+(四) 加工中の武器・防具は使用できないため、該当の期間中はレンタル品を借りているという形で、該当の強化・加工を行う前とデータ上同一の効果を持つ武器・防具を扱えるものとする。ただしこのレンタル品が破壊・紛失された場合は、修理し元の状態にして返却するか、返却が難しい場合は同額の金銭を支払う必要がある。

+(五) 加工は1回に1つの武器または防具に対して、1種類のみを行うことができる。同時に二つ以上の加工を行う事はできない。

+(六) 複数のランクの用途がある武器や防具の強化についてはランクの高い方を基準として扱う。

+(七) 以下の強化・加工については出典に期間の記載がない為、次に指定する期間の経過を必要とするものとする。
  ・〈ニールダの隠身布〉 1日

●第二条 以下は強化・加工として扱わない。
 ・〈専用化〉

■Ⅱ.アビス強化について
●第三条 アビス強化について以下の通り定める。
+(一) アビスカースの決定は強化場で行われなければならない。

+(二) アビスカースの決定は判定ではないため、出目を変更する効果や振り直し等を行う効果を使用することはできない。

+(三) アビスカースの重複による振り直しを行う時、重複の対象は、自身がアビス強化を行った武器・防具のみとする。

+(四) アビスカースの振り直しにより直前のアビスカースと同じものが出た場合、「振り直しで同じものに再決定されたもの」とし、カース重複による振り直しは発生しない。

+(五) アビス強化を行う場合、強化する武器・防具の名前と共に、強化の内容の宣言が必要となる。
  日付 【加工開始または終了】 「(PC名)」加工品【(加工品名)】 「※強化内容」 ラクシアでの日数(開始日→終了日)
  YY/MM【         】 「    」加工品【      】 「     」  ○○日(YY/MM→YY/MM)

■Ⅲ.オーダーメイド
●第五条 オーダーメイド武器は本来の武器の必要筋力の増減量が三以内の変更であれば何度でも加工が可能なものとする。

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