世界観

●舞台
　アルフレイム大陸中南部、“霧と戦いの”サラービアと呼ばれる地方（オリジナル）です。

●特殊な設定
　ソード・ワールド2.5において、公式に準拠こそしていますが、非常に特異な設定があります。
　学園都市であるアザリの都において、全てのPCは「アザリの学び舎」と呼ばれる学園の「学生」です。
　たとえ高齢であっても、学び直しを目的として入学したことにしてもかまいません。
　この街には冒険者ギルドやマギテック協会、ライダーギルドなどをはじめとする組織は一切ありません。
　すべてが学校に集権された、歪な構造となっています。しかし、このことに対して、この街に来た者は「誰一人として」疑問に思うことが出来ません。

　また、この期の間は、生死判定に失敗しようと、肉体が粉々に砕けようと、魂が魔神に捧げられようと、すべてのPC（勿論NPCもその扱いにしてかまいません）は翌朝、自室で目覚めます。
　ただしPCとして参加した卓で死亡した場合、成長や報酬は一切得られません。

　PCの正体は全て、以下のいずれかです。

・死者
　あなたはずっと前からこの街で暮らしていた存在かもしれませんし、流れ着いただけの存在かもしれません。
　あなたは自分が死んでいることに気付いていません。
　この設定を選んだ場合は、期の終了時に確定でロストとなります。
・生者
　あなたはずっと前からこの街で暮らしていた存在です。
　あなたは元々冒険者になるような才能はありませんでした。
　この設定を選んだ場合は、期の終了時にすべての冒険者技能が「0」レベルとなり、「一般人」となります。
・迷い人
　あなたはこの街に流れ着いた存在です。
　どういう経緯でやって来たかは、実は多くの部分が曖昧ですが、あなたはそれを奇妙に思うこともありません。
　この設定を選んだ場合は、期の終了時に、「ロストする」「すべての冒険者技能が0レベルとなり『一般人』となる」のいずれかを選べます。

　【終わらずの四季　夢見る学都アザリ】、それは『失われた日常』と、『叶わなかった冒険』を永遠に夢見続ける者たちの物語。

●舞台背景
　期の中で徐々に明かされていきます。
　キャンペーンのセッションを行う予定はありません。
　基本的には、「何故か絶対に『本当には』死なない」世界で、ゆるゆると自由に遊ぶ期になっています。

●期のエンディング予定
　最終的には全員がこの世界の真実に気付き、自分がどうするかを決めなければなりません。
　その過程において、対立することもあり得るかもしれませんが、それらは飽くまでも任意です。

世界観

　魔動機文明が色濃く残り、異形の文化が花開くサラービア地方。
　その中でも極めて特異な社会を形成するヒメカ＝アキツシアという島国が舞台です。

　ソード・ワールド2.5の設定を踏まえていますが、現代のラクシア本来の姿からは大きくかけ離れた解釈や設定が含まれています。
　また、この舞台においては常に冒険者たちは逆境に置かれており、命や生活を脅かされ続けています。

　キャラクターを作成する場合は、「サラービア見聞録」及び、付録「魔都への鎮魂歌」の「プレイヤー向け情報」をよく読んでください。

───……

サラービア最大の都市の一つ、ヒメカ＝アキツシアの首府シン都は底知れぬ闇の中でこそ輝きを増す。

シン都より二十キロの沖合い、埋め立て地によって繋がれた島“シャンロン”。
地震と津波、その後の虐殺により人口の九割が喪われた悲劇から十五年。
虐殺を主導したシン都、及びその庇護の下で暗躍するマフィア〈三頭会〉との敵対関係は継続しており、シャンロンは今もなお戦時下にあるといえた。
復興途上の街で、ある者は前を向き、ある者はあの日に心を置いたまま、日々を生きている。
だが──平穏は長く続かない。

あらゆる願望が叶うというアーティファクトを廻り、今再びこの地に争いが渦巻く。
憎悪と怨念、絢爛と闇黒。

訪れるのは新たな時代の始まりか、それとも──

ソード・ワールド2.5キャンペーン「魔都への鎮魂歌」

🔶公式シナリオ
🔹①～⑥について、『能力値成長規定』第三条の二にもとづき、異なるシナリオ1つを回すごとに、GMは1回の貢献度成長枠を獲得する。
🔹①、②の異なるシナリオ3つのGMをした場合、GMのPCは〈黒虎の面頬〉（※「サラービア見聞録」掲載）を「非売品」でないものとして扱えるようになり、装備が可能になる。
🔹③～④のシナリオ1つのGMをするか、PLとして参加した場合、GMまたはPLのPCは〈黒虎の面頬〉（※「サラービア見聞録」掲載）を「非売品」でないものとして扱えるようになり、装備が可能になる。
🔹第六期において、Lv13キャップの間のみ、すべてのPLのPCは〈黒虎の面頬〉（※「サラービア見聞録」掲載）を「非売品」でないものとして扱えるようになる。

🔸①2～5キャップ
　大繁殖したルビーオイスターを収穫せよ
　〈地下区域〉への配達／＊＊を運んで！
　地下闘技場の戦い
　＊＊畑でつかまえて
　美の追求者たち／＊＊を求めて
🔸②2～10キャップ
　ピケ爺のともだち
　荼毘の海
　始祖神教会からの手紙
　〈虹の道〉戦線異状なし／＊＊
　最後の魔術伯／＊＊
――（以下、『サラービア見聞録』「魔都への鎮魂歌」にて順次公開）――
　TCLからの挑戦状／マギテックモジュール＊＊耐久テスト
　血に渇くものたち／＊＊
　“ダークヒーロー”は終わらない／＊＊編
　リドワン防衛戦線
🔸③10キャップ
　己を宿す星
🔸④13キャップ
　黒き聖戦
　屍山血河

世界観

🟥背景
　魔動機文明が色濃く残り、異形の文化が花開くサラービア地方。
　その中に勃興した国の一つ、「神聖イスカイア帝国」の辺境である「コンガウ」が舞台です。

　ソード・ワールド2.0、2.5の設定を踏まえていますが、現代のラクシア本来の姿からは大きくかけ離れた解釈や設定が含まれています。
　また、この舞台においては常に冒険者たちは逆境に置かれており、命や生活を脅かされ続けています。

　キャラクターを作成する場合は、「サラービア見聞録」及び、付録「おいでよ開拓の森BUSH村」をよく読んでください。

　古来、コンガウは水と緑に恵まれた土地でした。しかしながら、ゾン湖から湧く〈土の巨人〉の通り道となって以降、何度も人々は蹂躙されるようになりました。

　およそ500年前、“神聖大イスカイア帝国”の建国前夜、この地域でも激しい動乱が起こっていました。当時、コンガウを支配していたある男は、群雄割拠の状態にあったこの地域で優勢となった「イスカイア」を名乗る人物に対して嫉妬心を燃やしました。「せっかく手に入れたものが他人の手に渡るのは悔しい。奴が手に入れるものが何も残らぬように、全てを殺し尽くそう」と考えた彼は、当時のコンガウの人口の99％を殺戮しました。その結果、田畑や神殿は破壊され、書物や宝物は焼かれ、家畜までもが殺されたと伝えられています。コンガウ全域にわたって人が消え、文化や言語も抹消されるほどの虐殺が行われ、数十を超える部族が断絶したと言われています。この虐殺後、通常は数十年に一度だった〈土の巨人〉の出現が、数年に一度の頻度にまで上がりましたが、因果関係は分かっていません。
　虐殺を命じたその僭主の名は、イスカイアによって抹消され、現代には伝わっていません。

　コンガウを平定した神聖大イスカイア帝国は、コンガウの復興と不穏分子の封じ込めのため、この地を流刑先としました。神聖大イスカイア帝国の支配は強権的なものでしたが、戦乱の時代を思えば、それでもましだと言われています。しかし、コンガウの虐殺の伝説も国民に支配を許容させるための脚色が多く含まれているのではないかと考えられます。

※“神聖大イスカイア帝国”…遠く離れたテラスティア大陸にかつて存在した帝国の名であり、500年前にサラービア地方に出来た国です。ウウゥル、フフ、ナマル、ゾンの四つの湖の周囲に領地を持っています。このうち、フフ湖を彼らは「イス」と呼んでおり、その中に生えた巨樹を「樹都レルーラン」として都としています。かつての帝国を再現しつつあるということです。詳しい設定が必要であれば、「サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック イスカイア博物誌（PhYs）」をご確認ください。

🟥公式シナリオ
🔴『能力値成長規定』第三条の二にもとづき、異なるタイトルのシナリオ1つを回すごとに、GMは1回の貢献度成長枠を獲得する。
🔴シナリオの条件①
　・以下のキャラクターが関わるストーリーであること
　　（依頼人、黒幕ほか）
　　“ネコ先生”
　　“地獄の首狩り衆”
　　“紡ぎの聖女”ネリネ
　　“地獄の天使”アネモネ
　・以下のタイトルで、以下の魔物が登場するストーリーであること。タイトルは「（与えられたタイトル）／（自身で追加したタイトル）」の形を取ること
　　例：「無邪気なる邪悪／ハイド・アンド・シーク」
　・詳細な内容はどんなものでも構いません
　・以下の魔物については、「サラービア見聞録」の付録「おいでよ開拓の森BUSH村」に記載されています。

タイトル　　…　　登場する魔物
「無邪気なる邪悪」　　…　　オプンティリ
「水辺の誘惑者」　　…　　ガドン
「黄金の欲望」　　…　　キンサム
「嗤う屍者」　　…　　グリンキ
「瘴気の化身」　　…　　クルプ
「怨念の宿り人」　　…　　サクジャ
「骸の王」　　…　　センタウ
「闇霧の幽魂」　　…　　タジムン
「水幻の亡者」　　…　　チャワプラヤ
「古墓の守護者」　　…　　テナジン
「死の誘い手」　　…　　パナン
「死病の遣い」　　…　　バロ
「密林の影狩人」　　…　　ハンタシン
「霧中の幽鬼」　　…　　バンタス
「霧中の槍使い」　　…　　フォギーランサー
「輝く幻惑者」　　…　　プリズムスカル
「船乗りの悪夢」　　…　　ポンゴウ
「無脚の吸血鬼」　　…　　マナナンガル
「戦場の亡霊」　　…　　モウトン
「魅了の幽鬼」　　…　　ルワダ
「水霊の巨象」　　…　　ガジャ・ムッチャ
「調和の守護者」　　…　　ガンデルワ
「歌と舞の神鳥」　　…　　キンナラ
「災禍の巨魚」　　…　　ケチャピル
「森の犬神」　　…　　ケルン
「迷い人の導き手」　　…　　ターワン・メット・ドゥエン
「炎と水の申し子」　　…　　タプティム
「炎を纏う知識の番人」　　…　　チャルワンゴン
「叡智の蛇」　　…　　ナーガ
「水域の暴君」　　…　　パイラバジャ
「幸運の使者」　　…　　ビンタナガ
「小さき疫病神」　　…　　プトゥチャティ
「アウザの御使い」　　…　　プレテ
「森の隠者」　　…　　ペナンブランカン
「禁じられた好奇心」　　…　　モハニ
「水辺の天人」　　…　　ヤクシャ
「水辺の鬼神」　　…　　ラクシャサ
「毒棘の水魔」　　…　　ヴァイパーアングラー
「岩殻の潜伏者」　　…　　クラグマンタ
「雷撃鯉」　　…　　サンダーカープ
「水の操り手」　　…　　シルクスライダー
「多頭の捕食者」　　…　　ハイドラリーパー
「捕食する泡」　　…　　バブルバイト
「恐怖の触手」　　…　　ミストリーパー
「大いなる破壊者」　　…　　レイククラッシャー

🔴シナリオの条件②
　以下3つの7期公式シナリオフックを利用したものであること
　シナリオ「天地の鎖／※※※※（任意）」
　シナリオ「土の巨人／※※※※（任意）」
　シナリオ「帝都進撃／※※※※（任意）」

世界観

🟪舞台
　〈不朽の鳥籠〉亭は、ブルライト地方のあらゆる町に通じる扉を持つ、〈冒険者の宿〉です。この宿には各町の特定の扉に掌を翳し、合言葉を唱えることでアクセスできますが、“歯車仕掛けの語り部”アナ・ベル・リイが認めた人物以外は転移することができません。
　亭内は鳥籠のような内装をしており、窓は嵌め殺しになっており開けたり割ったりすることができません。外部へ通じる扉も存在しませんが、窓の外には雲の上の世界の景色が広がっています（本当にこの〈冒険者の宿〉が空に浮かんでいるかは不明です）。
　1階にはエントランスホールがあり、2階以上には宿泊施設が備わっていますが、PCは自分の住む町で過ごすこともできます。どちらの場合でも、生活費は発生しません。
　ただし、〈不朽の鳥籠〉亭には浴場はありません。各部屋にはシャワーが設置されています。また、食堂も存在せず、1階のエントランスホールにカフェがあるだけです。
　この〈不朽の鳥籠〉亭には二つの特色があります。一つ、全く支払い能力のない依頼であっても引き受けていること。一つ、何らかの「縁」がないとこの宿には辿り着けないこと。
　依頼人からの支払いが見込めない場合、宿に所属する冒険者たちが依頼を達成すると、エントランスホールに置いてある巨大な水晶のゴブレットの中に、希少な鉱物である〈聖光石〉が降り注ぎます。この〈聖光石〉を売却することで、冒険者たちへの報酬が発生します。
　この〈聖光石〉はかつて、少数の鉱山で採掘されていたものの、古代魔法文明の初期には枯渇してしまいました。現在、この水晶のゴブレットだけが、世界で唯一の供給源となっています。

🟪公式NPC
名前【“歯車仕掛けの語り部”アナ・ベル・リイ】
種族【不明】 性別【女】 年齢【不明】 区分【自由利用可】
「……いらっしゃい。ここは〈不朽の鳥籠〉亭。何処にもない場所よ。あなたは何処からの迷子かしら？」
「権力と暴力は嫌いだわ。……私にそんなものを見せるようならば、ただではおいてあげられないの」
解説
【一見してハスキーで静かな声で話す女性ですが、よく見れば、古風な衣装を纏う身体は機械であり、頭部は見る時によって異なる顔をしている、謎めいた存在です。人族と蛮族の双方を、そして何より争いごとを憎む、〈不朽の鳥籠〉の主であり、いつ頃からここにいるのか、誰も知りません。
　〈不朽の鳥籠〉亭には奇妙な噂話があります。
　「〈不朽の鳥籠〉亭というのは、ある作家が作り出した御伽噺に過ぎなかった。だがその御伽噺があまりにも人々の夢と願いを集めすぎて、この世に具現化してしまったのだ」
　本当のところはどうなのでしょうか。彼女に聞いても、謎めいた笑みを返されるだけです。】

～コネクション～
顔見知り：10（※）　友人：100（※）　貴重な友人：200（※）
※小国の国王に会うよりも遥かに難しい人物であるため、この宿に所属する冒険者以外であれば、上記の10倍の名誉点を必要とします。

🟥公式シナリオ
🔴『能力値成長規定』第三条の二にもとづき、異なるタイトルのシナリオ1つを回すごとに、GMは1回の貢献度成長枠を獲得する。
🔴シナリオの条件：条件①②両方を満たすこと
　🔷条件①：以下のキャラクターが関わるストーリーであること
　　（導入役、依頼人、黒幕、解説役ほか）
　　“歯車仕掛けの語り部”アナ・ベル・リイ
　🔷条件②：以下のタイトルで、以下の魔物が登場するストーリーであること。タイトルは「（与えられたタイトル）／（自身で追加したタイトル）」の形を取ること
　　例：「ブルライト冒険紀行／魔動機の街への潜入」

　　🧡【限定】2キャップ　　…［2023/12/16～2023/12/31］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が3件未満である場合、3キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　クライオブラズ（Lv2）／ゼアネモ（Lv3）／ネストガード・パマナビー（Lv3）／サンドガスト（Lv3）／ヴォークスワーカー（Lv3）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　コボルドアプレンティス（Lv2）／スタンロアー（Lv3）／トート（Lv3）／ジャレーカ（Lv3）／魔法の徒（Lv2）／援護特化の魔法射手（Lv3）（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　アローフッド（Lv1）／コボルド（Lv1）／ダガーフッド（Lv1）／グレムリン（Lv2）／ゴブリン（Lv2）／サーベルフッド（Lv2）／フーグル（Lv2）／シールドフッド（Lv3）／フーグルマンサー（Lv3）／ボルグ（Lv3）／ウルフ（Lv1）／ジャイアントギャドフライ（Lv1）／ジャイアントリザード（Lv2）／パープルアント（Lv2）／グレイリンクス（Lv3）／パックリーダー（Lv3）／スチームポッド（Lv2）／ダンシングソーン（Lv3）／スケルトン（Lv1）／ゴースト（Lv2）／ゾンビ（Lv2）／ドライコープス（Lv3）／ガスト（Lv1）／チープストーン（Lv2）／ガーゴイル（Lv3）／ドアイミテイター（Lv3）／ドルン（Lv2）／ザーレィ（Lv3）／ディーラ（Lv3）／エルビレア（Lv3）／匪賊の雑兵（Lv2）（以上ルールブックⅠ記載）、ケンタウロス（Lv3）／スカルバード（Lv3）／ウィル・オー・ウィスプ（Lv3）（以上ルールブックⅡ記載）、ホッグフッド（Lv3）／ドルフィン（Lv2）／アナコンダ（Lv3）／ブラッドリング（Lv3）／カーグナー（Lv3）／ヴァンニク（Lv3）／エインセル（Lv3）／ムリアンの群れ（Lv3）／インプ（Lv2）／ヌズマル（Lv3）／馬に乗った追い剥ぎ（Lv3）（以上ルールブックⅢ記載）

　　🧡【限定】3キャップ　　…［2023/01/01～2023/01/15］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が3件未満である場合、4キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　クライオディブラズ（Lv4）／ゼアネモシャーマン（Lv4）／ゼアネモアタッカー（Lv5）／コットンクラウン（Lv4）／スプリングアイビー（Lv5）／グールリンクス（Lv4）／ランタンバード（Lv5）／フライングフープ（Lv5）／ヴォークス・ソルジャー（Lv5）／チャームベア（Lv5）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　スジル（Lv4）／ベルブル（Lv5）／グラスウォーム（Lv4）／ランタンテ（Lv4）／ザング（Lv5）　（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　アザービースト（Lv4）／ガストナイト（Lv4）／ディノス（Lv4）／ブルドルン（Lv4）／ヘルハウンド（Lv4）／ボルグハイランダー（Lv4）／レッサーオーガ（Lv4）／腕利きの傭兵（Lv5）／サンダーバード（Lv5）／サンドウォーム（Lv5）／シャザーレィ（Lv5）／ディアボロカデット（Lv人間形態5→魔人形態6）／ナズラック（Lv5）／ファントム（Lv5）／フーグルアサルター（Lv5）／ブラッディーペタル（Lv5）／ホムンクルス（Lv5）／ボルグヘビーアーム（Lv5）（以上ルールブックⅠ記載）／ジャイアントクラブ（Lv4）／スケルトンアーチャー（Lv4）／ステッピングリーフ（Lv4）／デスソード（Lv4）／メデューサ（Lv4）／リザードマン（Lv4）／ローレライ（Lv4）／アンドロスコーピオン（Lv5）／クロコダイル（Lv5）／シェイド（Lv5）／スケルトンソルジャー（Lv5）／スプライト（Lv5）／マーマン（Lv5）（以上ルールブックⅡ記載）／アビスミニオンズ（Lv4）／バルバ（Lv4）／匪賊の首領（Lv4）／フライングハンズ（Lv4）／ポイズナスピルバグ（Lv4）／リザードフライ（Lv4）／アダポシア（Lv5）／アラクルーデル（Lv5）／ウィリ（Lv5）／エコー（Lv5）／タイガー（Lv5）／デグカーグナー（Lv5）／デックチェストトラップ（Lv5）／ペガサス（Lv5）／モヴキラ（Lv5）（以上ルールブックⅢ記載）

　　🧡【限定】4キャップ　　…［2024/01/16～2024/01/31］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が5件未満である場合、5キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　ゼアネモアタッカー（Lv5）／クライオディコブラズ（Lv6）／コーストリザード（Lv6）／スプリングアイビー（Lv5）／ランタンバード（Lv5）／デダリアム（Lv6）／フライングフープ（Lv5）／ヴォークス・ソルジャー（Lv5）／ヴォークス・ガード（Lv6）／チャームベア（Lv5）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　ベルブル（Lv5）／ファットブロブ（Lv6）／ザング（Lv5）／リエラム（Lv6）　（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　腕利きの傭兵（Lv5）／サンダーバード（Lv5）／サンドウォーム（Lv5）／シャザーレィ（Lv5）／ディアボロカデット（Lv人間形態5→魔人形態6）／ナズラック（Lv5）／ファントム（Lv5）／フーグルアサルター（Lv5）／ブラッディーペタル（Lv5）／ホムンクルス（Lv5）／ボルグヘビーアーム（Lv5）／ケパラウラ（Lv6）／ドレイク（Lv人間形態6→竜形態7）／トロール（Lv6）（以上ルールブックⅠ記載）／アンドロスコーピオン（Lv5）／クロコダイル（Lv5）／シェイド（Lv5）／スケルトンソルジャー（Lv5）／スプライト（Lv5）／マーマン（Lv5）／アイスマン（Lv6）／ケンタウロスインペイラー（Lv6）／戦場の歌人（Lv6）／ソードマトン（Lv6）／ダブラブルグ（Lv6）／バレンドルン（Lv6）／ブラッドサッカー（Lv6）／プレーンセンチピード（Lv6）／ペトロヴァイパー（Lv6）／マーマンビショップ（Lv6）／メリアミスルトゥ（Lv6）／ユニコーン（Lv6）（以上ルールブックⅡ記載）／アダポシア（Lv5）／アラクルーデル（Lv5）／ウィリ（Lv5）／エコー（Lv5）／タイガー（Lv5）／デグカーグナー（Lv5）／デックチェストトラップ（Lv5）／ペガサス（Lv5）／モヴキラ（Lv5）／エメラルドラクーン（Lv6）／グリズリー（Lv6）／クリムゾンマーゴット（Lv6）／グルバルバ（Lv6）／ザルバード（Lv6）／プラズマスフィア（Lv6）／ランタンヘッド（Lv6）（以上ルールブックⅢ記載）

　　🧡【限定】5キャップ　　…［2024/02/01～2024/02/15］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が5件未満である場合、7キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　クライオディコブラズ（Lv6）／ゼアネモライダー（Lv7）／コーストリザード（Lv6）／ラストウォーム（Lv7）／デダリアム（Lv6）／レディッシュ・デダリアム（Lv7）／アンルーリィ・サンドガスト（Lv7）／ヴォークス・ガード（Lv6）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　コバルトスジル（Lv7）／ヒュージスタンロアー（Lv7）／ファットブロブ（Lv6）／リエラム（Lv6）　（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　ケパラウラ（Lv6）／ドレイク（Lv人間形態6→竜形態7）／トロール（Lv6）／グリフォン（Lv7）／デュラハン（Lv7）（以上ルールブックⅠ記載）／アイスマン（Lv6）／ケンタウロスインペイラー（Lv6）／戦場の歌人（Lv6）／ソードマトン（Lv6）／ダブラブルグ（Lv6）／バレンドルン（Lv6）／ブラッドサッカー（Lv6）／プレーンセンチピード（Lv6）／ペトロヴァイパー（Lv6）／マーマンビショップ（Lv6）／メリアミスルトゥ（Lv6）／ユニコーン（Lv6）／アルガギス（Lv7）／ウンディーネ（Lv7）／エントレット（Lv7）／オーガ（Lv7）／サーベルタイガー（Lv7）／サラマンダー（Lv7）／シールンザーレィ（Lv7）／シザースコーピオン（Lv7）／邪神をあがめる神官（Lv7）／シルフ（Lv7）／スカーレットスタンプ（Lv7）／スケルトンガーディアン（Lv7）／タンノズ（Lv7）／ノーム（Lv7）／フォレストコング（Lv7）／ミノタウロス（Lv7）（以上ルールブックⅡ記載）／エメラルドラクーン（Lv6）／グリズリー（Lv6）／クリムゾンマーゴット（Lv6）／グルバルバ（Lv6）／ザルバード（Lv6）／プラズマスフィア（Lv6）／ランタンヘッド（Lv6）／アンフィスバエナ（Lv7）／ガストビショップ（Lv7）／ケットシー（Lv7）／シハルス（Lv7）／フォッシルクリサリス（Lv7）／ラングカーグナー（Lv7）／ワーリングアッシュ（Lv7）（以上ルールブックⅢ記載）

　　🧡【限定】7キャップ　　…［2024/02/16～2024/02/29］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が5件未満である場合、9キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　クライオディルコブラズ（Lv8）／ゼアネモマスター（Lv9）／ミサイルドルフィン（Lv8）／グランドコーストリザード（Lv9）／ポンダリング・ブランチ（Lv8）／ドライアウト・コープス（Lv8）／ヴォークス・クイーン（Lv8）／ブラックグリフォン（Lv9）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　ベルバルブル（Lv8）／タービュランスゼブラ（Lv9）　（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　-（以上ルールブックⅠ記載）／クラッシュベア（Lv8）／シンカーハウス（Lv8）／スタースナイパー（Lv8）／スペクター（Lv8）／ダークトロール（Lv8）／ダルグブーリー（Lv8）／バジリスク（Lv人間形態8→魔物形態9）／フロストパンサー（Lv8）／ボルグラウドコマンダー（Lv8）／リンギングレインディア（Lv8）／ワーウルフ（Lv8）／アラートグラモフォン（Lv9）／キマイラ（Lv9）／グリーンセメタリー（Lv9）／グレンデル（Lv9）／熟達した妖精剣士（Lv9）／タンノズクレリック（Lv9）／ディマテラビァ（Lv9）／ドライアード（Lv9）／ドレイクバロン（Lv人間形態9→竜形態10）／ノイジィラトルスネイク（Lv9）／パック（Lv9）／フーグルモーター（Lv9）／フラウ（Lv9）／ブラフォテス（Lv9）／ボーンナイト（Lv9）／マミー（Lv9）／ミノタウロスキャスター（Lv9）／ラグナカング（Lv9）（以上ルールブックⅡ記載）／アラクルーデルハンター（Lv8）／ケパラウラウラ（Lv8）／研鑽を重ねる錬金戦士（Lv8）／コープスコープス（Lv8）／シーサーペント（Lv8）／ジャイアントフラッフボール（Lv8）／ティルグリス（Lv8）／テラービースト（Lv8）／マリシャスドレッサー（Lv8）／マリスバルバ（Lv8）／ギガントボア（Lv9）／クーシー（Lv9）／ゴードベル（Lv9）／バルバカーグナー（Lv9）／バンシー（Lv9）／ピュートーン（Lv9）／フォスファースフィア（Lv9）（以上ルールブックⅢ記載）

　　🧡【限定】9キャップ　　…［2024/03/01～2024/03/15］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が5件未満である場合、10キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　ツリーワーム（Lv11）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　ミッドナイトスジル（Lv10）／クリスタルルーラー（Lv10）　（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　カルネージテーブル（Lv10）／コカトリス（Lv10）／ザーレィドルン（Lv10）／スカイホエール（Lv10）／ダークトロールアデプト（Lv10）／ディアボロルテナント（人間形態10→魔人形態11）（Lv10）／ヒルジャイアント（Lv10）／ボルグアサシネイター（Lv10）／マハティガ（Lv10）／ロトンワンダラー（Lv10）／カロン（Lv11）／グランガチ（Lv11）／ケルベロス（Lv11）／大盾を持つ重装護衛兵（Lv11）／タンノズベテラン（Lv11）／ヒドラ（Lv11）／ファンガス（Lv11）／ペリ（Lv11）／マミーロード（Lv11）／レイルウェイカノン（Lv11）／レッサーヴァンパイア（Lv11）（以上ルールブックⅡ記載）／アラクルーデルプレデター（Lv10）／アルケミートゥース（Lv10）／邪教の高司祭（Lv10）／ドラゴネット（Lv10）／マルサーヴラ（Lv10）／メルビズ（Lv10）／リビングツリー（Lv10）／イクシードディザスター（Lv11）／オーガバーサーカー（Lv11）／サリティガーン（Lv11）／デザートスコーピオン（Lv11）／デュラハンロード（Lv11）（以上ルールブックⅢ記載）
　　🧡【限定】10キャップ　　…［2024/03/16～2024/03/31］に開催されるセッションに限定（※）
　　　※開催件数が5件未満である場合、13キャップ以降に公式シナリオが追加されなくなります
　　◎「ブルライト冒険紀行」　ツリーワーム（Lv11）　（「ブルライト博物誌」記載）
　　◎「魔導の学府への誘い」　-　（「魔導の学府ユーシズ」記載）
　　◎「青き翼の冒険譚」　-（以上ルールブックⅠ記載）／カロン（Lv11）／グランガチ（Lv11）／ケルベロス（Lv11）／大盾を持つ重装護衛兵（Lv11）／タンノズベテラン（Lv11）／ヒドラ（Lv11）／ファンガス（Lv11）／ペリ（Lv11）／マミーロード（Lv11）／レイルウェイカノン（Lv11）／レッサーヴァンパイア（Lv11）／ガルーダ（Lv12）／スワンプウォーム（Lv12）／バグベアード（Lv12）／ルンゼマーゼ（Lv12）／コロッサス：ポーン（Lv13）／レッサードラゴン（Lv13）（以上ルールブックⅡ記載）／イクシードディザスター（Lv11）／オーガバーサーカー（Lv11）／サリティガーン（Lv11）／デザートスコーピオン（Lv11）／デュラハンロード（Lv11）／カースドアーティスト（Lv12）／クジャタ（Lv12）／ケパラマルガウラ（Lv12）／ベラドンナ（Lv12）／マテリアルディーラー（Lv12）／アビスツリー（Lv13）／オーガウォーロード（Lv13）／オニクスバジリスク（Lv人間形態13→魔物形態14）／ジイリッハ（Lv13）／ニンフ（Lv13）／フォルゴーン（Lv13）／ブラッドトロール（Lv13）／ルノアイコス（Lv13）／レイス（Lv13）（以上ルールブックⅢ記載）

世界観

🟪舞台
　PCたちは「サンダーバード号」の冒険者です。
　「サンダーバード号」は舞台ドーデン地方をめぐる旅客列車です。「陸上のクルーズ船」「動く小さな町」とも表現されるほど、様々な設備が整っており、乗客は各地の名所や観光地を巡りながら、贅沢な旅を楽しむことができます。しかし、その一方で列車内ではさまざまなトラブルが発生し、乗務員たちはそれらを解決するために日々奮闘しています。それ以外にも、乗客や沿線の町などから依頼が持ち込まれることもあります。
　PCは「サンダーバード号」の乗務員であったり、或いは乗客でありながらトラブルに首を突っ込むことが好きな物好きであったりします。乗務員であれば職員ようの宿舎が沿線や車両内にあり、乗客であれば既に代金を支払ったものとして扱う為、生活費はかからないものとします。
　「旅客の安全を考えて」「新しい部品の実験」という理由もあって、この列車は優美な外装の下に重武装を秘めています。鉄道関係者の間では「草原を征く戦艦」に例えられることもあり、列車全体の指揮を執る最高責任者は「艦長」と言われています。
　時に、この列車はドーデン地方から離れて別地方にまで向かうこともあります。実はキングスレイ鉄鋼共和国の命令を受けてスパイ活動をしているのではないかという噂もありますが、それを裏付ける証拠は一切ありません。
　また、この列車では人族と共に生きることを選んでいるものの、人族の町では職を得ることが難しい蛮族が働いていることもあります。とはいえ、他の乗務員や乗客たちを驚かせないよう、彼らがその身分を明らかにすることはないでしょう。

🟪公式NPC
名前【“鉄拳大佐”レイナ・ウィンダー】
種族【エルフ】　性別【女性】　年齢【180才】 区分【自由利用可】
「ようこそ、蒼穹号へ。私たちの列車で忘れられない旅をお楽しみください。安全と快適をお約束します」
「おっと、今日は非番かい？どうだね、君も筋肉を鍛えてみないか？トレーニングルームは24時間360日いつでも新入会員を歓迎しているぞ。職員食堂車でじっくり話をしようじゃないか。何も恐れることはない、君の筋肉は可能性を秘めている、冒険を求めているんだ、それを解放してあげるだけさ！」

解説
【「サンダーバード号」の「艦長」です。
　身長190cmと、エルフとしても長身で、非常に体格のいい女性です。
　筋トレ、料理（特に肉）、乗客・乗務員との交流を愛しています。その筋力は「トロール並み」と言われていますが、本人は慎ましく否定しています。】

～コネクション～
顔見知り：10　友人：50　貴重な友人：100


🟥公式シナリオ
🔴『能力値成長規定』第三条の二にもとづき、異なるタイトルのシナリオ1つを回すごとに、GMは1回の貢献度成長枠を獲得する。
🔴シナリオの条件：条件①②両方を満たすこと
　🔷条件①：以下のキャラクターが関わるストーリーであること
　　（導入役、依頼人、黒幕、解説役ほか）
　　“鉄拳大佐”レイナ・ウィンダー
　🔷条件②：以下のタイトルで、以下のルールブック・サプリメント記載の魔物が登場するストーリーであること。タイトルは「ドーデン冒険紀行／（自身で追加したタイトル）」の形を取ること
　　例：「ドーデン冒険紀行／鉄道狂想曲」
　　［ソード・ワールド2.5］サプリメント 鉄道の都キングスフォール
　　［ソード・ワールド2.5］サプリメント ドーデン博物誌
　　［ソード・ワールド2.5］ルールブック Ⅰ
　　［ソード・ワールド2.5］ルールブック Ⅱ
　　［ソード・ワールド2.5］ルールブック Ⅲ

世界観

🟪舞台
　PCたちは、鋼鉄連邦の地下に広がる巨大空間「ヴォイドアビス」にある冒険者ギルド支部「いたずら妖精の四季亭」の冒険者です。
　ヴォイドアビスは、鋼鉄連邦の地下に存在する公式には認められていない巨大な空間で、東西600km、南北400kmもの広大な広がりを持ちます。独自の天体と空、そして生態系を有し、まるで地上とは別の世界のようです。
　「いたずら妖精の四季亭」は、ヴォイドアビスの中心近くに位置し、狂った妖精ティタニアであるマダム・プランタンによって運営されています。サラービア地方では珍しいことに、「いたずら妖精の四季亭」は政府から公認された存在です。PCたちは、鋼鉄連邦から教化のために冒険者にされた身かもしれません。中には記憶を失っていたり、素性の一切が不明な者もいるでしょう。
　ヴォイドアビスには数々の不思議な場所が存在します。その中には、はるか昔からこの地下空間に存在する国々もあります。これらの場所を探索し、様々な依頼をこなすことが冒険者たちの主な活動となります。
　ヴォイドアビスは常に危険と隣り合わせの環境です。〈奈落の魔域〉の発生、制御を逃れた実験体や魔物の襲撃、地下世界固有の疫病や自然災害など、様々な脅威が存在します。また、連邦の管理に反発するレジスタンスや、地下世界を研究する秘密結社、地上からこっそり流入する商人や犯罪者のネットワークなど、様々な勢力が水面下で活動しています。
　なお、ヴォイドアビスでは人族と蛮族が多くの地域で共存しています。連邦政府によって蛮族の行動は一部制限されていますが、それでも、地上の人族領域に比べると自由に暮らせているといえるでしょう。

🔲冒険者たちの拠点
　いたずら妖精の四季亭は、四季の移ろいとともに姿を変える幻想的な城郭建築として知られています。その荘厳な外観の裏には、狂気の妖精ティタニアことマダム・プランタンの歪んだ美意識が色濃く反映されています。
　本来、妖精は穢れを嫌う存在ですが、マダム・プランタンは例外的にアンデッドを愛玩し、特にレブナントを寵愛しています。これらのレブナントの多くは、生前にマダム・プランタンの寵愛を受けながら逃亡を図り、捕らえられた末に不死となることを強いられた者たちです。彼らは生前の記憶と人格を保ったまま、永遠に城に仕えることを強要されているのです。
　城内は複雑な構造を持ち、その配置は時としてマダム・プランタンの気分によって変化します。最上階には妖精の私室と謁見の間があり、許可なく誰も立ち入ることは許されません。その直下には豪華な客室や大広間が設けられ、芸術家たちの展示会や商人たちの交渉の場として利用されています。
　中層階には住人たちの居室が並び、特に冒険者たちのための個室は、それぞれの好みに合わせて装飾されています。剣士の部屋には武具の手入れのための作業台が、魔法使いの部屋には簡易の書斎が設けられるなど、細やかな配慮がなされています。
　その一方で、レブナントたちの私室は、生前の思い出の品々が丁寧に保管された、どこか哀しげな空間となっています。レディ・フォールの部屋には生前愛用していた楽器や衣装が、メイドのエスターテの部屋には古びた肖像画や手紙が、まるで時が止まったかのように置かれています。彼女たちはレブナントでありながら、マダム・プランタンの強大な力により、通常のアンデッドとは異なり、生者に対して穏やかに接することを余儀なくされています。
　下層階には広大な厨房があり、ここでは生者である料理人たちが腕を振るっています。食堂は身分に応じて複数設けられており、最も格式高い貴賓用食堂は、マダム・プランタンの気まぐれな宴に使用されることもあります。また、城の南側には【ジャンク】の整備用ドックが併設され、鋼鉄連邦の技術者たちが常駐しています。
　四季亭で最も特徴的なのは大舞踏場です。天井まで届く大きな窓からは自然光が差し込み、床には四季の花々が描かれた見事なモザイク画が施されています。この場所では定期的に舞踏会が開かれ、生者とレブナント、妖精が入り混じって踊る異様な光景が展開されます。
　また、城内には隠された通路や秘密の部屋が多数存在するとされています。マダム・プランタンの寵愛を受けることは最大の栄誉である反面、最大の危険でもあり、一度選ばれた者が城から逃げ出すことは実質的に不可能とされています。
　城は表向き鋼鉄連邦の影響下にありますが、実質的には高度な自治権を保持しています。特に芸術活動における検閲は大幅に緩和されており、時として反体制的な表現さえも「芸術」として黙認されます。冒険者の行動も「マダム・プランタンの愛する芸術活動の一環」として、かなりの程度容認されています。これはマダム・プランタンの気まぐれな性格と、彼女が管理するレブナントたちの存在を、連邦が暗黙の了解として受け入れている証とも言えるでしょう。
　訪問者は、この城の華やかな外観に目を奪われながらも、決してマダム・プランタンの関心を引かないよう慎重に振る舞う必要があります。美と芸術の中心地としての表の顔と、永遠の囚われの城という裏の顔を持つこの場所は、ヴォイドアビスの中でも特に注意を要する場所の一つなのです。

🟪公式NPC
名前【マダム・プランタン】
種族【妖精（ティタニア）】　性別【女性】　年齢【不詳】　区分【③】
「あら、新しい蕾が咲いたようね。どうぞ、お茶でもいかがかしら？私の城では、美しいものは特別な扱いを受けるの」
「逃げるのね、あなた……残念だわ。でも大丈夫、すぐに追いつくから。ずっとずっと、私の元で美しいままでいられるのよ？素敵じゃない？」

解説
【いたずら妖精の四季亭の城主。狂気の妖精として知られ、特に美しいものへの執着が強い人物です。
　その姿は季節や気分によって変化し、時に若く美しい少女として、時に妖艶な大人の女性として現れます。
　身長はおよそ５ｍから６ｍほどとみられ、城の各所も彼女の身体の大きさに合わせたものになっています。彼女からすれば、人族も蛮族も「可愛らしいお人形」のようなものに見えているのかもしれません。
　本来妖精は穢れを嫌いますが、彼女は例外的にアンデッドを愛玩しているようにみえます。それは実のところ、逃亡を図った「愛する者たち」をレブナントとして城に縛り付けているのです。】

～コネクション～
顔見知り：10　友人：50　貴重な友人：100 （いずれも逃げ出せない可能性があります）

🟪公式シナリオ
・星屑１０・１１・１２期サーバーに記載

世界観

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